しびれる座骨神経痛が出たらまず読んでほしい!専門家が語る原因と治療方法の選択!つくば・代々木トータルボディメイク!
座骨神経痛って何?症状と危険なサインは?
座骨神経とは腰のあたりから足のつま先まで長く太い神経になります。人間の神経の中でも最も太く長いのです。この神経が圧迫されたり、刺激を受けると症状が出ます。つまり坐骨神経痛は病名ではなく症状なのです。
主な症状はお尻~足にかけてのしびれ・痛みです。
・腰痛だけでなく痺れが下半身にある
・腰を動かすと痺れに変化がある
・お尻、太もも、ふくらはぎ、すねのどこかに痺れや痛みがある
などがあります
特に危険なサインは
・足の力が出ない(つま先が上がらないなど)
・おしっこが出にくくなる
・休まないと歩けない
これらの症状が出た場合はなるべく早く医療機関の受診しましょう。
どのような病院に行って良いかわからないという方がたくさんいます。アドバイスとしては腰や背骨の専門医がいる病院をオススメします。
座骨神経痛になる主な原因は4つ
座骨神経痛になる主な原因は3つ。ヘルニアと狭窄症、背骨の変形です。
1神経を圧迫する腰椎椎間板ヘルニア
腰の骨と骨の間には椎間板というクッションがあります。このクッションが後ろにある神経を圧迫すると座骨神経痛を引き起こす可能性があります。腰のヘルニアは腰が丸まっている人がなりやすい病気です。
2神経の通り道を狭くする脊柱管狭窄症
背骨の中に脊柱管という神経を通す管があります。この管自体が狭くなると神経が圧迫され症状を引き起こします。
3背骨自体の変形
背骨自体が変形して、神経の通り道が狭くなったり、神経を圧迫したりします。
4筋肉の圧迫
筋肉が硬くなることで神経が圧迫されます。一番有名なのは「梨状筋」というお尻の筋肉です。「梨状筋症候群」という名前をつけられることもあります。
多くの場合はこれら4つが主な原因です。
もちろん他にも脊髄の病気などで座骨神経痛を引き起こすこともあります。どちらにせよ医師の診断によって判明します。しかし画像で判断できず、症状が我慢できる程度であれば「まずは様子を見ましょう」と言われることがほとんど。
原因がわからない坐骨神経痛が多い??
坐骨神経痛の原因は複雑です。
神経だけでなく、骨、椎間板、筋肉、血管が影響を与えます。だから画像上で判断できないことがたくさんあるのです。
画像検査だけでなく、丁寧な問診や、整形外科テスト、動きの確認をして慎重に原因を調べることが大切になります。
座骨神経痛の治療方法=ストレッチは間違い?
大切なことは何が原因で座骨神経痛を引き起こしているかということです。
・ヘルニアであれば腹筋や体を丸める運動をするとさらに痛みが増加する可能性が高い。
・狭窄症では腰を反ると痛みが増強する可能性が高い。
・変形した腰痛はどのように変形しているかによってストレッチを変えないといけない
つまりその人にあった座骨神経痛の治し方があるということです。
「誰にもで効く座骨神経痛のストレッチ!!」という甘い言葉に惑わされないでください。
ただ座骨神経の周囲の筋肉が硬くなっていると痛みを引き起こしやすいのは事実。
専門家にカラダをチェックしてもらい、安全で効果的なストレッチや運動を教わりましょう。
座骨神経痛になったら柔らかくしてほしい3つの筋肉!セルフケア動画つき!
坐骨神経が通る筋肉を優しくストレッチしましょう。
・お尻の筋肉
・太ももの裏側の筋肉
・ふくらはぎの筋肉
これらの筋肉をほぐすことで筋肉の圧迫を取り除き血流を改善します。
例えばこのようなストレッチです↓
もちろんこれだけで改善するわけではありません。
あくまでも1人1人の原因にあった方法を探すことが大切になります。
座骨神経痛で手術は必要?その判断は?
座骨神経の治療方法には手術と保存療法(手術しない方法)に分かれます。多くの場合は保存療法が選択されます。
<主な保存療法>
・痛み止め
・硬膜外ブロック(痛みがひどい患者さんへ使用)
・リハビリ(運動療法、牽引、コルセットなど)
まずは保存療法で様子を見ます。症状が変わらない・悪化する場合、医師は「手術」という手段を考えます。最近の腰の手術は発展しているので、ヘルニアでも1週間くらい、狭窄症は2週間くらいで退院することが可能です。(病院や手術方法によって変わります。)
座骨神経痛を治すための3ステップ
ではもし私たち理学療法士が坐骨神経痛になったらどうするかをシミュレーションしてみました。カラダの専門家が座骨神経痛になったらこんな3ステップを踏みます。
1症状が軽い場合は施術と運動を選択、重い場合はすぐに病院へ受診
2施術と運動で治れば、再発予防のためのトレーニングを実践
3重症で治らなければ医師の判断に基づき治療方法を選択
おそらくこのような3ステップを踏みます。
トータルボディメイクつくば・代々木では「座骨神経痛の症状が軽~中で、病院では特に問題ないと言われたがまだ辛い・・」という方へ施術とトレーニングをお伝えしています。
レントゲンやMRIなどの画像検査でわからない症状の中に、筋力トレーニングや柔軟性アップで座骨神経の圧迫や血流を改善することができます。特にお尻周りや太ももの後ろ側の筋肉が硬くなっている人には施術やトレーニングが有効なことがあります。
つくば市・代々木周辺で座骨神経痛のお悩みの方、ご来店お待ちしております。